【最新】2022年8月Kindle unlimitedで読める【おすすめ本、漫画】

 2022年6月も気になるタイトル目白押し!今月も、追加されたKindle unlimited対象の書籍を紹介していきます。

2022年8月Kindle unlimitedが更新されました!

 暑い夏が続いております。夏休みシーズンといういこともあってか、さまざまなジャンルから多数の本がKindle unlimitedになっています。また、個人的に読みたかった本がいくつか追加されており、とても嬉しいです。今月からは本当に個人的に読みたい本を厳選して紹介していこうと思います。シンプルisベストに。

 まだ、Kindle unlimitedを利用していないという方は初回30日間は無料で楽しめます。スマホやタブレッドにアプリをダウンロードして読むことも可能です。下記にバナーを貼っておきます。良かったらどうぞ。

文芸(小説、エッセイ、評論など)

インスマスの影ークトゥルー神話傑作選ー(新潮文庫)

「読めば必ずあなたの脳に棲みつく、人類最凶の悪夢、クトゥルー」恩田陸氏、震撼。
「風格すら感じる訳文。魔界の扉がここにある」東雅夫氏、推薦。
邪神たちの昏き宴――漆黒の恐怖。クトゥルー神話はここから始まった。
ラヴクラフトの傑作が全1冊に!

壁や柱には一面に象形文字が彫りつけてあり、どこかわからないが下の方から、声とも言えぬ声が聞こえて来た。それはただ空想のみが音に変換できる混沌とした感覚だったが、青年はそれをほとんど発音不可能に近い文字の羅列で表わそうとした――「クトゥルー・フタグン」と。(「クトゥルーの呼び声」)
「あの古いバスに乗ったらいいかもしれないよ」彼は幾分ためらいながら言った。「もっとも、ここいらじゃあんまり評判が良くないがね。インスマスを通って行くんだ――あの町のことは聞いただろう――だから、みんないやがるのさ。(以下略)」(「インスマスの影」)

 皆様はコズミックホラー、宇宙的恐怖というものをご存知でしょうか。世界には人類が出会ってしまったら手も足も出ないような「モノ」達が存在するという恐怖感です。その中でも祖となるのはこのクトゥルー神話。ラブクラフトが創作した神話シリーズですが、現在は一部の人々にカルト的な人気を誇っているます。わたしもそのファンの一人です。この漫画シリーズは全巻購入して読んでいるのですが、原作までは手が回らずにいました。そんな中、今月Kindle unlimitedとなったこの本、読まずにはいられません。個人的にKindle unlimited対象となった本の中で、この本が一番テンション上がりました。Amazon様はクトゥルー神話まで、手を広げてくださる。一生ついていきます。

ペスト(新潮文庫)

発表されるや爆発的な熱狂をもって迎えられた、『異邦人』に続くカミュの小説第二作。
アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描くことで、人間性を蝕む「不条理」と直面した時に示される人間の諸相や、過ぎ去ったばかりの対ナチス闘争での体験を寓意的に描き込み圧倒的共感を呼んだ長編。

 コロナウイルスが流行り始めたときに、書店にこの本が並んでいてずっと読んでみたいと思っていました。病気としてのペストに興味があったのもありますが、それに加えてこの小説においてはペストが流行の中で、人間の心がどのように動き、人はどのように行動するのかが緻密に描かれているということを知ったからでした。コロナ化だからこそ読みたい一冊Kindle unlimitedに登場です。

聖なる怠け者の冒険(朝日文庫)

社会人2年目の小和田君は仕事が終われば独身寮での夜更かしを楽しみとする地味な生活。ある日、狸のお面をかぶった「ぽんぽこ仮面」との出会いから、めくるめく冒険の一日が幕を開ける。第2回京都本大賞受賞作!

森見登美彦先生の作品は多数Kindle unlimitedで読んできました。「太陽の塔」「夜は短し歩けよ乙女」「新訳走れメロス」などなど、今回はこちらの作品がKindle unlimited対象となりました。森見登美彦先生の作品に外れはございません。今回も抱腹絶倒。笑わせていただきます。また、今年秋公開の「四畳半タイムマシンブルース」も絶対見たい作品です。こちらはKindle unlimited対象ではないですが、映画化とあわせてKindle unlimited対象となることを心から期待しております。お願いしますぅ。

経済、経営、ビジネス書、実用書

本当の自由を手に入れるお金の大学

貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う一生お金に困らない「5つの力」の基本!
◎人生6大固定費の見直し方法   ◎必要な保険は3つだけ
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この本には僕も大変お世話になっており、この本を元に現在人生設計を見直しているといっても過言ではございません。基本的なお金の話しはすべてこの本に。お金持ちへの道はここから始まります。注目の一冊がついにKindle unlimitedに登場です。

コミック、雑誌

北森サイ短編集

北森サイ短編集1巻

「どうして父さんと結婚したの?父さんはカッコよくも強くもない」
大学入学のために東京へ旅立つ前日ユタカの胸の中には、泣き虫の父親に対する様々な思いが去来する。ちばてつや賞の大賞受賞作「泣き虫とうさん」をはじめ、続編「とうさん、犬を飼う」アフタヌーン四季賞準入選作「ジャンク・ドギー・ボーイ」初受賞作「黒い鳥は夜に輝く」および「背中の楽園」を収録。家族が抱える繊細な感情を描くヒューマンドラマから壮大な世界観あふれるファンタジーまで投稿時代、数々の賞に輝いた北森サイの珠玉の短編集第1巻。

 この短編集の「泣き虫とうさん」に泣かされました。自分は優秀でないと人に受け入れてもらえないのではないか。わたしはダメな自分をを覆い隠して、社会の中でなんとか取り繕いながら今日まで生きてきました。しかしこの漫画を読むと、そんな肩肘はった生き方をしなくてもいいのではないかと考えるようになりました。そのままでいいんだ。ダメな等身大の自分でもいいのかもしれないと、心のわだかまりを溶かしてくれる作品でした。社会の荒波にもまれる社会人の皆さんにきっと心に刺さる何かがある。そんな作品です。

泣きたい夜の甘味処

真夜中だけ営業している甘味処の物語。描き下ろし52Pと11のレシピつき
「何度読んでも泣けてくる。胃の中から手当てされるような、甘味の力が詰まってる。」(漫画家・末次由紀)
とある町に、ひっそりとたたずむ一軒の甘味処。熊と鮭が営むこのお店は、夜だけしか営業していません。提供するのは温かいお茶と、甘いもの一品だけ。今夜も、疲れて泣きたい人々がこの店に迷い込みます。夢をあきらめた夜、愛する人を想う夜、自分のことが嫌いになった夜。―そんな夜は、この店で涙を流してもいいんだよ。

 泣ける漫画に今月は個人的に注目が集まっています。荒波のような社会の中で生きていると、何かの拍子に憂鬱になる夜が誰しもあると思います。そんな夜にこの1冊があれば、心の痛みがましになるかもしれません。また本にでてくる甘味を実際に食べてみるのも良いかもしれませんね。個人的には、作中の梅酒ゼリーがとてもおいしそうで作ってみたくなりました。

まとめ

今月はかなりシンプルにまとめさせていただきました。ほかにも読んでみたい作品は多数ありますが、今回は個人的に本当に読みたい、読んでいただきたい作品を中心にシンプルにまとめてみました。シンプルにすると記事を書くのがサクッとできるので、良いですね。更新頻度も上がりそうです。今後はちょくちょく、Kindle unlimitedに関係のない内容もブログに書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

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